新型コロナウイルス
オミクロン株対応(XBB.1.5)ワクチンの接種を行っています。2024年3月31日までが無料接種の期間です。接種券を受け取っていることをご確認ください。
3回目以降の接種の方が対象で、前回の接種から3か月以上経っていることが条件です。
インフルエンザ
インフルエンザA/Bに対するワクチンで、例年1月ごろまでが接種期間です。10歳以上から接種できますが、13歳未満の方は、2回の接種をお勧めします。
(1回4,000円税込み)
帯状疱疹
50歳以上の方が対象です。帯状疱疹はヘルペスウイルスが神経に感染して発症します。手足・躯幹・顔などの神経に沿って、水泡を伴う皮疹が出現し、疼痛を伴います。
帯状疱疹が治癒しても、強い神経痛が残ってしまい、数か月から年余にわたる治療が必要な場合があります。
2か月の間隔で2回の接種が必要です。
(1回25,300円税込み)
肺炎球菌
肺炎球菌による肺炎を予防するワクチンです。65歳以上の方は、5年に1回の接種が推奨されています。
(9,460円税込み)
HPVワクチン
HPVはHuman Papilloma Virusの略称で、子宮頸がんの原因となるウイルスです。HPVに対するワクチンを投与することで、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果があることが分かっており、小学6年生~高校1年の女子に対しては、定期接種が行われています。しかし、わが国では2013年~2021年まで接種の積極的な推奨がされない時期があったため、接種をせずに成人した方が多数おられます。当院では、対象年齢を過ぎた方への接種を行っています。初回、2か月後、6か月後の3回接種を行います。
HPVワクチン接種により、少なくとも12年は高い抗体を維持することが知られていますが、ワクチンでは予防できないタイプのHPVも存在し、ワクチンの効果は100%ではありません。ワクチン接種後も定期的な子宮頸がん検診は、継続することが推奨されています。
(ワクチンの種類によって価格が異なり、1回16,500円または33,000円税込み)
破傷風
戸外で怪我をした時の破傷風の感染を防ぎます。初回、1か月後、1年後の3回接種で、約10年間の予防効果が得られます。怪我をした直後でも、緊急接種をすれば、発症予防の効果を見込めます。
(1回4,180円税込み)
A型肝炎
感染リスクの高い国への渡航前に接種をお勧めします。初回と2~4週後の2回接種で充分な予防効果があり、6~30か月後に3回目を摂取すれば、5年以上抗体が維持されます。
(1回9,570円税込み)
B型肝炎
医療従事者や外傷のリスクが高い方にお勧めします。初回、1か月後、5~6か月後の3回接種で、通常10年以上抗体が維持されます。そかし、反応の悪い方もあり、3回接種後も抗体が検出できない方もあります。それでも感染予防効果はあると考えられており、接種しないよりは感染リスクをできると言われています。
(1回7,810円税込み)
日本脳炎
日本脳炎ウイルスの感染症は、国内では非常に減少していますが、小児期にワクチンを接種していない方では、感染のリスクがあります。また、発症した場合は、有効な治療法がなく、死亡率も20~40%と報告されています。東南アジアなど感染リスクのある国への渡航前には接種が推奨されます。
(1回8,250円税込み)
狂犬病
狂犬病は、国内では発生がありませんが、アジア・アフリカを中心に世界中で発生しています。発病すれば有効な治療法もなく、ほぼ100%が死亡する病気です。
(1回17,600円税込み)
ポリオ(急性灰白髄炎)
ポリオウイルス感染も国内では報告がなくなっていますが、アフリカ・中東などは感染リスクがあります。
幼少期にワクチンを接種した方でも、渡航前に追加接種1回をお勧めします。未接種の方は、初回・3週後・6週後の3回接種が必要です。
(1回11,000円税込み)
ジフテリア
定期予防接種で12歳の時に2種混合ワクチンを受けていれば、20歳台前半くらいまでは、免疫が維持されます。それ以降の追加接種は、1回で10年程度の免疫が獲得できます。
(4,730円税込み)
生ワクチン
以下の生ワクチンのうち2種類の接種をする場合、27日以上の間隔をあける必要はあります。その他のワクチンは間隔をあける制限はなく投与できます。
風疹(三日はしか)
現在でもしばしば流行があり、妊娠中に感染すると、胎児に重大な障害が生じることがあります。妊娠予定の方や、そのご家族などには、抗体検査やワクチン接種をお勧めします。
(7,150円税込み)
麻疹(はしか)
近年、国内でも流行が度々報告されており、成人が感染すると症状が強く出る傾向にあります。ウイルスの感染力も非常に強いため、ワクチンによる免疫を獲得しておくことが大切です。
幼少期1回に加え、成人後1回のワクチン接種で10~20年間抗体が維持されます。また、患者さんに接触後、3日以内なら緊急接種でも効果を認めます。
(6,600円)
ムンプス(おたふく風邪)
現在も、散発的な感染例があり、成人が感染すると症状が強く出る傾向にあり、男性が精巣上体炎を起こすと、不妊症になることもあります。
幼児期にワクチンを投与しなかった方、ムンプスに感染したことのない方は、接種をお勧めします。
(6,270円税込み)
水痘
水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスに対するワクチンです。水痘患者さんに接触した後3日以内であれば、緊急接種の効果も期待できます。50歳以上の方には、帯状疱疹の予防のために施行します。
(8,910円税込み)